プロフィール

「工場IoTラボ」を運営している、株式会社サンクスシステムズ代表の川島敏英です。このページでは、私がどんな仕事をしてきた技術者なのかを紹介します。

略歴

1988〜2003年日立グループでパソコンのハードウェア設計からキャリアを開始し、パソコンを中心としたシステム設計へ。プログラミングもこの頃から始め、コンピュータに最も近い言語(8086系アセンブラ)からC/C++まで書いてきました。全国の不動産会社が物件情報を共有するネットワーク「REINS(レインズ)」の一番最初のシステムや、企業のオンライン端末をパソコン上で再現する端末エミュレータなどを開発
2003〜2006年ケーブルテレビ(CATV)向けデジタル放送配信システムのインフラ構築を取りまとめ。Windows・UNIX・Linuxのサーバ約130台、24時間止めることが許されない大規模システム
2006〜2009年ガラケー向けインターネットサービス「iモード」のWebシステムを開発・設計・プロジェクトマネジメント
2009〜2013年ルネサス/ルネサスモバイル(日立系の半導体会社)で、携帯電話(ガラケー)の「頭脳」にあたる半導体チップ「SoC」の開発を担当
2013〜2017年鉄道事業者向けデジタルサイネージの設計・開発・プロジェクトマネジメント。駅に設置されている、電車が遅れると路線図が光って運行情報を知らせる、あの案内ディスプレイです
2017年30年間在籍した日立グループを離れる
現在株式会社サンクスシステムズ代表。中小企業向けに、センサーからWeb画面まで一気通貫のシステム開発を行う

振り返ると、パソコンのハードウェア設計、130台規模のサーバインフラ、携帯向けWebシステム、半導体チップ、駅の表示システムと、コンピュータの「下」から「上」までを現場で一通り経験してきました。センサーやマイコンからクラウド・Web画面までを一社で作れるのは、この積み重ねがあるからです。

SoC(システム・オン・チップ)とは、電話・メール・カメラといった機能を動かす計算の中枢を、指先サイズの1枚のチップにまとめた半導体のことです。携帯電話の「頭脳」にあたる部品で、ここに不具合があると何百万台という製品が動かなくなります。

ガラケーの頭脳づくりで鍛えられたのは、「限られた電力とメモリで、24時間止まらずに確実に動くものを作る」という組み込み技術の基本です。これは、工場の片隅で黙々と動き続けるIoT機器づくりと、まったく同じ土台の上にあります。数百円のマイコンで稼働監視の仕組みを組めるのは、この30年の積み重ねがあるからです。

いま、何をしているか

現在は中小企業向けに、システム開発を行っています。特徴は、現場のセンサーやマイコンといった「ハードに近い層」から、クラウド・Webシステムまでを一社で一気通貫で作れることです。

たとえば、500円程度のマイコン(ESP32)で映像伝送と操作を同時にリアルタイム処理する月面探査車の展示デモ機や、水素発生装置の遠隔制御システムなどを開発してきました。そのほかの開発事例は制作実績をご覧ください。

このブログについて

「工場IoTラボ」は、中小製造業の方に向けて、工場・設備のIoT化をできるだけ安く・小さく・設備を壊さずに始める方法を紹介するブログです。運営にあたって、次のことを約束します。

  • 実機検証の記事は、実際に組んで動かしたことだけを書きます
  • 架空の導入事例は書きません
  • 費用は正直に、幅を持たせた概算で書きます
  • 設備の保証や安全に関わることは、保守的に書きます

「うちの設備でもできる?」「いくらかかる?」という段階のご相談も歓迎です。お気軽にどうぞ。